大阪金見通し:下落か、米長期金利の上昇映すも下値は堅い展開へ
大阪取引所金標準先物 23年8月限・夜間取引終値:7843円(前日日中取引終値↑9円)
・想定レンジ:上限7880円-下限7800円
21日の大阪取引所金標準先物(期先:23年8月限)は下落しそうだ。昨日の海外市場で米長期金利が上昇し、金利のつかない資産である金の投資魅力が低下するとの見方が広がっている。一方、外為市場で一時1ドル=150円20銭台と昨日15時頃に比べ30銭ほど円安・ドル高に振れたことから円建てで取引される金先物の割安感が意識されやすい。こうした動きや心理を映し、今日の金先物はやや売りが優勢ながら下値は堅い展開となりそうだ。
《FA》
提供:フィスコ