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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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時価総額 7,570億円
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今週のマーケット展望「日経平均予想は26200~27600円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)


皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。

今日から、新型コロナの水際対策が緩和され、「全国旅行支援」も始まります!世界情勢の不安定がつづく中、「リベンジ消費」への期待感は株価の下支えになるのでしょうか。

さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、10月11日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。


まず広木さんは、『メインシナリオは米国株の軟調さに引きずられて日本株も上値の重い展開を予想する』として、『下値目途は10月3日から4日にかけて空けた窓埋めとなる2万6200円程度か。その水準では後述するような内需期待で押し目買いも見られるだろう』と予想しています。

そんななか、今週は『重要イベント目白押しである』とし、『予定を確認すると、11日に景気ウォッチャー調査、12日に機械受注、工作機械受注、米国ではPPI、FOMC議事要旨、翌13日にCPI、14日に日本市場のオプションSQ、中国のPPI・CPI、米国の小売売上、ミシガン大学消費者信頼感指数という具合だ』とスケジュールを伝えています。

なかでもヤマ場は、『米国のPPI、FOMC議事要旨?CPIの流れだ』として、『先週後半、連銀高官のタカ派発言が相次いだことや先週末の雇用統計を受けて米国金利は再び上昇し、米国株の反発もほぼ帳消しとなっている。今週の物価指標を受けて長期金利が再び4%台を試すことになれば米国株もそれに合わせて下値を探りにいくだろう』と見解を述べています。

さらに、『このタイミングで、バンク・オブ・イングランドの緊急国債購入が14日で終了する』として、『市場のボラティリティが高まることに警戒したい』と呼び掛けています。

また、『今週から金融を皮切りに米国企業の決算発表シーズンが始まる』として、『JPモルガン、シティグループ、モルガン・スタンレー、USバンコープ、ウェルズファーゴが14日に決算を発表する。米国以外では13日にTSMCの決算発表があり要注目だ』と伝えています。

日本でも、『小売り中心に6-8月期決算発表が続く。Jフロント<3086>、コスモス薬品<3349>、高島屋<8233>、ABCマート<2670>、ビックカメラ<3048>、吉野家<9861>、良品計画<7453>、ファーストリテイリング<9983>などが今週発表予定。小売り以外でもベイカレント<6532>、SHIFT<3697>などのグロース系の業績に注目したい』と、注目決算を挙げています。

また、日本では、『今週から水際対策の一段の緩和に加え、「全国旅行割」「イベント割」などがスタートする』とし、『インバウンド関連ではANA<9202>に注目だ。ANAは7日、海外発日本行きの国際線の年末年始の予約数が5倍に増えたと発表した。国内線でも10月10日の旅客数が約14万人とコロナ下で最多を更新する見込み。株価は7月を底値に上放れ、高値圏での推移が続いている。米国株を筆頭に海外の市場環境が厳しいだけに、わかりやすいリ・オープン銘柄への物色傾向が強まるだろう』と見解を述べています。


参考にしてみてくださいね。


山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコマーケットレポーター 山崎みほ

 提供:フィスコ

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