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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、円買い介入のポイントを意識


7日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。今晩発表の米雇用統計で賃金の高止まりで、引き締め期待のドル買いが先行。一方、145円90銭は円買い介入のポイントとして意識され、一段の円売りには慎重になりそうだ。

前日の取引で欧州中銀(ECB)の引き締めへの慎重姿勢や域内経済の不透明感でユーロ売りに振れ、ドル選好地合いとなった。米10年債利回りの上昇を手がかりにドル買い基調となり、ユーロ・ドルは0.97ドル台に沈み、ドル・円は145円台に浮上。本日アジア市場もその流れを受け継いだが、米金利高の一服でドル買いは縮小した。ドル・円は心理的節目の145円を挟んで攻防が続き、方向感の乏しい値動きとなった。

この後の海外市場は米雇用統計が焦点。失業率は低水準の横ばいだが、非農業部門雇用者数の減少はドル売り要因。ただ、平均時給は伸びが鈍化するものの、賃金の高止まりでインフレ高進が続くとの見方からFRBの引き締め加速を期待したドル買いに振れやすい。一方、日本政府が9月22日に145円90銭付近で実施した円買い介入が意識され、ドル・円が一段高に振れた場合は「第2弾」への警戒感で円売りは抑制されそうだ。


【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・9月非農業部門雇用者数(予想:+26.0万人、8月:+31.5万人)
・21:30 米・9月失業率(予想:3.7%、8月:3.7%)
・21:30 米・9月平均時給(前年比予想:+5.0%、8月:+5.2%)
・21:30 カナダ・9月失業率(予想:5.4%、8月:5.4%)
・23:00 米・8月卸売在庫改定値(前月比予想:+1.3%、速報値:+1.3%)
・23:00 ウィリアムズNY連銀総裁質疑応答
・24:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁オンライン討論会参加
(農業・食糧・インフレ関連)
・01:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁討論会参加(経済不均衡)
・04:00 米・8月消費者信用残高(予想:+250.00億ドル、7月:+238.11億ドル)
・EU首脳非公式会議
・中国休場(国慶節、7日まで)

《NH》

 提供:フィスコ

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