大阪金見通し：上昇か、米長期金利低下やドル相場下落を反映へ

大阪取引所金標準先物　23年8月限・夜間取引終値：7667円（前日日中取引終値↑144円）

・想定レンジ：上限7720円-下限7640円

29日の大阪取引所金標準先物（期先：23年8月限）は上昇しそうだ。昨日の海外市場で米長期金利が低下したことを受け、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方から金は買われやすい地合いとなっている。また、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが下落したことから、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいやすい。こうした動きを映し、ナイトセッションで金先物は大幅に上昇しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となりそうだ。

《FA》

　提供：フィスコ