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日経平均は3日続落、欧米株への警戒感から押し目買いは見送りムード/相場概況


日経平均は3日続落。国内が連休中だった22、23日の米株式市場でダウ平均は計593.37ドル下落し23日で4日続落。英国政府が大規模減税策を発表したこともあり、インフレがさらに進むとの懸念から米長期金利が一段と上昇し、また、景気後退懸念も強まり株価の重しとなった。ナスダック総合指数は22日、23日の2日間計で-3.16%だった。米株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行し、日経平均は374.39円安からスタート。取引開始後は、朝方底堅かったダウ平均先物が軟調な動きとなったこともあり、積極的な押し目買いは手控えられ、日経平均は下げ幅を拡大した。午後は今晩以降の欧米株への警戒感もあり買いが一段と見送られる中、日経平均は26500円を下回って本日を終えた。

大引けの日経平均は前日比722.28円安の26431.55円となった。東証プライムの売買高は15億2663万株、売買代金は3兆3420億円だった。セクターでは全業種が下落。鉱業、石油石炭製品、非鉄金属などが下落率上位となった。東証プライムの値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は6%となった。個別では、ソフトバンクG<9984>、三菱重<7011>、ソニーG<6758>、商船三井<9104>、信越化<4063>、デンソー<6902>、村田製<6981>、ダブル・スコープ<6619>、などが安く、また、INPEX<1605>や出光興産<5019>、三井物<8031>など資源・エネルギー関連株や住友鉱<5713>やDOWA<5714>など非鉄株、日産自<7201>やブリヂストン<5108>など自動車関連株、東エレク<8035>やルネサス<6723>など半導体関連株、三菱UFJ<8306>や東京海上<8766>など金融関連株などが軒並み下げた。一時堅調に推移したANA<9202>、H.I.S.<9603>など旅行・観光関連株も総じて買いが続かなかった。個別の材料では、10月の生産計画下振れを発表したトヨタ<7203>、今期赤字予想を発表した北海電<9509>、業績予想を下方修正した電子材料<6855>が売られた。

一方、NTT<9432>、KDDI<9433>、中外薬<4519>、コナミG<9766>、高島屋<8233>、鎌倉新書<6184>、アイスタイル<3660>などが上昇した。個別の材料では、参画プロジェクト運営企業発行のトークンが暗号資産取引所に上場すると発表したクルーズ<2138>がストップ高となり、また、業績予想を上方修正した日電波<6779>、スズデン<7480>、IDEC<6652>、国内証券が目標株価を引き上げたLINK&M<2170>などが買われた。
《FA》

 提供:フィスコ

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