日経平均テクニカル:続落、一目均衡表は三役逆転
22日の日経平均は続落した。ローソク足は陽線を引いたが、マド空けを伴って200日移動平均線を下放れて強い売り圧力を窺わせた。ザラ場安値は26955.18円と節目の27000円割れまで下ヒゲを伸ばしたこともあり、下値支持ゾーン割れが意識される。一目均衡表では終値が雲下限を下回って三役逆転を形成。転換線と基準線はともに下向きで引けており、来週の下落トレンド延長を警告する形となった。25日線との下方乖離率は3.24%、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は83.32%といずれも「売られ過ぎ」ラインには届かず、相場は調整途上とみられる。
《FA》
提供:フィスコ