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東京株式(大引け)=190円高、米株大幅高と円安を好感し続伸も上値に重さ

 4日の東京株式市場は主力株をはじめリスクを取る動きが優勢で日経平均株価は続伸。朝方に2万8000円台を回復する場面もあったが、その後は伸び悩んだ。

 大引けの日経平均株価は前営業日比190円30銭高の2万7932円20銭と続伸。プライム市場の売買高概算は12億9540万株、売買代金概算は2兆8994億円。値上がり銘柄数は1012、対して値下がり銘柄数は739、変わらずは87銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大幅高に買われたことを受け、主力株を中心にリスクを取る動きが優勢だった。米国では発表された7月のISM非製造業景況感指数が市場予想に反して上昇、米経済に対する不安心理が後退したことで、株価上昇要因となった。これを受けて東京市場でも市場のセンチメントが改善、日経平均は朝方に2万8000円台をつける場面があった。しかし、その後は戻り売り圧力も意識され伸び悩む形となり、後場後半は2万7900円台で売り買いを交える展開に終始した。外国為替市場で1ドル=134円台まで円安が進行したことはプラスに働いたが、個別では利益確定売りに押される銘柄も多く、TOPIXはマイナス圏で引けている。きょうも売買代金は3兆円台に届かなかった。

 個別では、東京エレクトロン<8035>が大きく上値を伸ばし、売買代金首位のレーザーテック<6920>も上昇した。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株が買われ、ファーストリテイリング<9983>も高い。ソフトバンクグループ<9984>も堅調。リクルートホールディングス<6098>が値を上げ、キーエンス<6861>、ダブル・スコープ<6619>なども上昇した。合同製鐵<5410>が急騰、ミマキエンジニアリング<6638>、クロスキャット<2307>はストップ高を演じた。日東紡績<3110>、飯野海運<9119>なども値を飛ばした。

 半面、場中に決算を発表したトヨタ自動車<7203>が売られたほか、Zホールディングス<4689>が急落。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が軟調、オリックス<8591>、JFEホールディングス<5411>なども安い。キューブシステム<2335>が大幅安、太陽誘電<6976>も下値を探った。JUKI<6440>、セガサミーホールディングス<6460>などの下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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