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東京株式(大引け)=60円高、欧米株安も朝安後切り返し3日ぶり反発

 27日の東京株式市場は朝方は安く始まったものの、その後は下げ渋り、日経平均は前場後半にプラス圏に切り返した。後場も強調展開が続いた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比60円54銭高の2万7715円75銭と3日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は9億2521万株、売買代金概算は2兆3728億円。値上がり銘柄数は683、対して値下がり銘柄数は1078、変わらずは77銘柄だった。

 前日の欧州株が総じて軟調だったほか、米国株市場でもNYダウナスダック総合株価指数ともに下落しており、東京市場でも朝方はリスク回避ムードが強かった。IMFが世界経済の成長率見通しを下方修正したことでグローバル景気の減速懸念も投資家のセンチメントを冷やした。しかし、寄り後は米株価指数先物が堅調な値動きを示し、これを横目に東京市場もほどなくして買い優勢に変わった。一方、日本時間あす未明に発表されるFOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見を控え、上値を積極的に買い進む動きもみられず、2万7000円台後半ではポジション調整の売りが出て上値も重い展開を強いられた。TOPIXはわずかな上昇にとどまった。値下がり銘柄数は1000を超え、値上がり銘柄数を大幅に上回った。 

 個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力銘柄が買いを集め、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も上昇した。日本電産<6594>、信越化学工業<4063>が堅調、ルネサスエレクトロニクス<6723>も上昇した。オリエンタルランド<4661>も上値を追った。栄研化学<4549>、昭和電線ホールディングス<5805>、ファイズホールディングス<9325>が大幅高、三井ハイテック<6966>、タムロン<7740>も値を飛ばした。

 半面、大商いをこなしたダブル・スコープ<6619>が急落、ファーストリテイリング<9983>も売られた。キーエンス<6861>が軟調、シマノ<7309>は大きく売られた。オムロン<6645>も軟調。マキタ<6586>は大幅安、トプコン<7732>の下げも目立つ。ビックカメラ<3048>が売られ、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も利食われた。アシックス<7936>、ケーズホールディングス<8282>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年07月27日 19時14分

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