【特集】配当利回り“3%超”の【最高益】リスト〔第3弾〕34社選出 <成長株特集>
キムラユニテ <日足> 「株探」多機能チャートより
本特集では、「配当利回り“3%超”の【最高益】リスト」の第1弾(7月18日配信)、第2弾(7月21日配信)に続くシリーズ第3弾として、時価総額350億円未満の銘柄を対象に、配当利回りが高水準で、かつ今期に最高益更新を見込んでいる企業を探った。
以下では、第1弾を配信した18日時点の時価総額が100億円以上350億円未満の3月期決算企業(銀行を除く)の中から、(1)23年3月期の配当利回りが3%を上回る、(2)今期の経常利益が過去最高益を更新する見通し、といった条件を満たす34社を選び出し、配当利回りが高い順に記した。
なかでも、連続して増配している企業は、株主還元に積極的で減配リスクが少なく、今後も安定した配当が期待できる銘柄として注目したい。SPK <7466> [東証P]は25期連続、高速 <7504> [東証P]は19期連続、アイネット <9600> [東証P]は11期連続、グランディハウス <8999> [東証P]は8期連続、橋本総業ホールディングス <7570> [東証P]は7期連続、遠州トラック <9057> [東証S]は6期連続、キムラユニティー <9368> [東証S]は5期連続で今期増配する方針だ。
また、配当利回り4%以上と高水準にある一方、予想PERは10倍以下と割安感が強い、神鋼商事 <8075> [東証P]、ケル <6919> [東証S]、オプティマスグループ <9268> [東証S]、日本電計 <9908> [東証S]、リックス <7525> [東証P]、東京産業 <8070> [東証P]は、株価の水準訂正余地が大きい銘柄としてマークしておきたい。
年間配当 ┌ 今期計画 ┐ 予想
コード 銘柄名 利回り 増益率 経常益 PER
<8075> 神鋼商 6.26 9.0 10600 4.9
<8999> グランディ 5.68 0.3 3820 6.3
<6919> ケル 5.14 0.4 2150 7.8
<9769> 学究社 5.05 5.2 2529 11.0
<9268> オプティマス 5.04 13.0 3470 5.8
<9908> Denkei 4.95 15.5 3500 6.7
<7525> リックス 4.80 3.9 3100 8.1
<2335> キューブシス 4.70 7.9 1545 14.3
<8070> 東京産 4.13 47.0 3800 7.0
<9057> 遠州トラック 3.96 1.5 3350 7.6
<4687> TDCソフト 3.89 1.7 3135 13.1
<3946> トーモク 3.88 17.0 10500 3.9
<6928> エノモト 3.87 7.1 2200 6.3
<9368> キムラユニテ 3.71 3.5 3800 7.6
<4022> ラサ工 3.70 1.1 3600 5.8
<9600> アイネット 3.70 9.0 2770 11.3
<3834> 朝日ネット 3.67 8.8 2000 12.9
<7570> 橋本総業HD 3.67 8.1 3700 8.2
<4318> クイック 3.60 8.1 3700 11.2
<3157> ジューテック 3.58 5.6 4000 5.6
<6089> ウィルG 3.56 3.7 5490 8.4 *
<6237> イワキポンプ 3.51 14.0 3411 8.6
<6881> キョウデン 3.47 11.6 5700 7.0
<9274> 国際紙パルプ 3.46 6.3 9400 4.7
<6918> アバール 3.34 13.0 2280 10.5
<4662> フォーカス 3.21 13.8 1820 11.5
<9070> トナミHD 3.21 3.7 8200 6.0
<4333> 東邦システム 3.19 3.1 1378 11.9
<7466> SPK 3.18 0.6 2300 8.2
<7745> A&Dホロン 3.15 4.7 5870 6.5
<6617> 東光高岳 3.09 7.9 4500 9.6
<9059> カンダ 3.07 1.7 3150 5.7
<7504> 高速 3.02 2.6 4000 10.9
<9658> ビジ太田昭 3.01 7.4 3000 9.9 *
※経常利益の単位は百万円。
※連続増配は上場以降の期数。過去最高益は同一会計基準内が対象。「*」は国際会計基準を採用する銘柄。
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