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東京株式(大引け)=215円安、欧米経済減速を警戒し8日ぶり反落

 25日の東京株式市場は、終始利益確定売りが優勢の展開となり日経平均は下値を探る展開に。2万7600円台まで水準を切り下げた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比215円41銭安の2万7699円25銭と8日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は8億2392万株、売買代金概算は2兆613億円。値上がり銘柄数は672、対して値下がり銘柄数は1088、変わらずは78銘柄だった。

 きょうの東京市場は久しぶりにリスク回避ムードが強まった。前週末の米国株市場ではハイテク株への売りがかさみナスダック総合株価指数の下げが目立つ展開だったほか、外国為替市場でも円高が進んだことから、輸出株中心に売りに晒される地合いだった。前週末発表された欧米のPMIが弱い数字で、景況感の悪化が確認され、これが米株市場では重荷となった。米10年債利回りが急低下したものの、半導体関連などハイテクセクターが弱い動きとなり、全体指数を押し下げた。東京市場でもこれを引き継ぐ格好となったが、日経平均の2万7600円台では押し目買い意欲も旺盛で、前日まで7日続伸した割に下げ幅は限定的だったともいえる。明後日までの日程で行われるFOMCの結果を見極めたいとの思惑もあり、売買代金も2兆円強にとどまるなど低調だった。

 個別では、売買代金断トツとなったレーザーテック<6920>が安く、東京エレクトロン<8035>やソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>なども売りに押された。信越化学工業<4063>、ダイキン工業<6367>が軟調、日本電産<6594>も下落した。任天堂<7974>が安く、エーザイ<4523>も売られた。サーバーワークス<4434>が急落、東京製鐵<5423>も大幅安、HEROZ<4382>、ギフティ<4449>などの下げも顕著となった。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>がしっかり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが底堅さを発揮した。JR東日本<9020>が高く、JT<2914>もしっかり。前週末まで2営業日連続でストップ高となっていたオーバル<7727>が終盤伸び悩んだとはいえ大幅高で値上がり率首位。ソラスト<6197>が値を飛ばし、トレジャー・ファクトリー<3093>、フィックスターズ<3687>も物色人気。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年07月25日 15時59分

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