ナノキャリアがS安ウリ気配、VB-111の卵巣がん向け遺伝子治療薬試験を終了へ
ナノキャリア<4571>がストップ安の195円水準でウリ気配となっている。この日の寄り前、同社が国内開発を担当する遺伝子治療薬「VB-111」について、プラチナ製剤抵抗性の再発卵巣がんを対象とした国際共同第3相臨床試験で主要評価項目を達成できなかったと発表しており、これが嫌気されている。
同治験はイスラエルのVBLセラピューティクス社と共同で進めていたが、結果を受けて終了に向けた手続きを進めるという。また、今後は転移性の大腸がん及び悪性膠芽腫を対象として実施中の第2相臨床試験のデータを検討し、開発方針を検討していくという。なお、23年3月期業績への影響はないとしている。
出所:MINKABU PRESS
同治験はイスラエルのVBLセラピューティクス社と共同で進めていたが、結果を受けて終了に向けた手続きを進めるという。また、今後は転移性の大腸がん及び悪性膠芽腫を対象として実施中の第2相臨床試験のデータを検討し、開発方針を検討していくという。なお、23年3月期業績への影響はないとしている。
出所:MINKABU PRESS