グンゼが反発、22年3月期業績は計画下振れもアク抜け感強まる
グンゼ<3002>が反発している。27日の取引終了後、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が1270億円から1243億円へ、営業利益が70億円から48億円へ、純利益が56億円から29億円へ下振れて着地したようだと発表したが、株価は前日に年初来安値を更新するなど下落基調にあっただけに、アク抜け感から買いが入っているようだ。
新型コロナウイルス感染症の影響により、ストッキングの需要が落ち込んでいるレッグウエア分野の収益性が低下し、棚卸資産の評価減が想定よりも増加したことが要因。また、為替レートの円安進行やウクライナ情勢の緊迫化による原燃価格高騰なども影響した。更に電子部品事業部フィルム部門の譲渡に伴い、事業構造改善費用約3億円を特別損失に計上したことも響いた。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルス感染症の影響により、ストッキングの需要が落ち込んでいるレッグウエア分野の収益性が低下し、棚卸資産の評価減が想定よりも増加したことが要因。また、為替レートの円安進行やウクライナ情勢の緊迫化による原燃価格高騰なども影響した。更に電子部品事業部フィルム部門の譲渡に伴い、事業構造改善費用約3億円を特別損失に計上したことも響いた。
出所:MINKABU PRESS