イオンFSが続伸、貸倒関連費用の抑制で22年2月期営業利益予想を上方修正
イオンフィナンシャルサービス<8570>は続伸。6日の取引終了後、22年2月期の連結業績予想について、営業利益を410億~460億円から460億~510億円(前期比13.2%~25.5%増)へ、純利益を190億~210億円から230億~260億円(同30.0%~46.9%増)へ上方修正しており、これが好感されている。
売上高は従来予想の4900億~5200億円(同0.6%~6.7%増)を据え置いた。第1四半期半ば以降に日本及びタイ、マレーシアなどで新型コロナウイルスの感染拡大に伴い経済活動が制限され、カードショッピング取扱高や個品割賦の取扱高が伸び悩んだ。ただ、デジタル化による利便性及び生産性の向上に加えて、審査の精緻化や債権回収の強化に取り組み、貸倒関連費用を中心に抑制したことが利益を押し上げる。
また、業績予想の修正に伴い、14円を予定していた中間配当を19円に引き上げるとあわせて発表した。期末配当予想を据え置いたことから年間では45円となり、前期実績に対しては11円の増配になる予定だ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高2379億6600万円(前年同期比3.2%増)、営業利益332億4000万円(同4.3倍)、最終利益181億5500万円(同12倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
売上高は従来予想の4900億~5200億円(同0.6%~6.7%増)を据え置いた。第1四半期半ば以降に日本及びタイ、マレーシアなどで新型コロナウイルスの感染拡大に伴い経済活動が制限され、カードショッピング取扱高や個品割賦の取扱高が伸び悩んだ。ただ、デジタル化による利便性及び生産性の向上に加えて、審査の精緻化や債権回収の強化に取り組み、貸倒関連費用を中心に抑制したことが利益を押し上げる。
また、業績予想の修正に伴い、14円を予定していた中間配当を19円に引き上げるとあわせて発表した。期末配当予想を据え置いたことから年間では45円となり、前期実績に対しては11円の増配になる予定だ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高2379億6600万円(前年同期比3.2%増)、営業利益332億4000万円(同4.3倍)、最終利益181億5500万円(同12倍)だった。
出所:MINKABU PRESS