<注目銘柄>=山王、5G向け中心に部品需要が回復基調
山王<3441>は、コネクターを中心とする電子部品の貴金属表面処理加工が主要事業。車載・産業機器分野の回復が遅れているものの、足もとでは次世代通信規格5G向けを中心に部品需要が回復基調にある。
こうしたなか、3月13日に発表した20年7月期第2四半期累計(19年8月~20年1月)の連結決算は、経常利益が4600万円の黒字(従来予想は3000万円の赤字)と上振れ着地。通信分野の受注拡大を目的に東北工場に新ラインを建設し、積極的な受注活動に努めたことが寄与した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が見通せないとして通期予想は未定としているが、5G高速伝送対応などをベースに加工需要は持続的に拡大するとみられ下期業績に期待したい。
株価は3月13日につけた年初来安値353円を底に下値を切り上げる展開。610円台に位置する75日移動平均線を上抜ければ、一段と戻りに弾みがつきそうだ。(参)
出所:MINKABU PRESS
こうしたなか、3月13日に発表した20年7月期第2四半期累計(19年8月~20年1月)の連結決算は、経常利益が4600万円の黒字(従来予想は3000万円の赤字)と上振れ着地。通信分野の受注拡大を目的に東北工場に新ラインを建設し、積極的な受注活動に努めたことが寄与した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が見通せないとして通期予想は未定としているが、5G高速伝送対応などをベースに加工需要は持続的に拡大するとみられ下期業績に期待したい。
株価は3月13日につけた年初来安値353円を底に下値を切り上げる展開。610円台に位置する75日移動平均線を上抜ければ、一段と戻りに弾みがつきそうだ。(参)
出所:MINKABU PRESS