日本カーボンが買い気配、今期経常は19%増で2期連続最高益、100円増配へ
日本カーボン <5302> が買い気配でスタート。8日大引け後に発表した18年12月期の連結経常利益は前の期比5.5倍の165億円に急拡大し、従来予想の130億円を上回って着地したことが買い材料視された。続く19年12月期も前期比18.7%増の196億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
前期は黒鉛電極やファインカーボン製品の販売拡大と値上げ効果が収益を押し上げた。今期は炭素繊維製品やリチウムイオン電池負極材の事業拡大に注力し、17.7%の大幅増収を見込む。なお、想定為替レートは1ドル=105円に設定した。
業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比100円増の200円に大幅増配する方針としたことも支援材料となった。前日終値ベースの予想PERが5.2倍→3.4倍に低下する一方、配当利回りは4.99%に上昇し、割安感が強まった。
株探ニュース
前期は黒鉛電極やファインカーボン製品の販売拡大と値上げ効果が収益を押し上げた。今期は炭素繊維製品やリチウムイオン電池負極材の事業拡大に注力し、17.7%の大幅増収を見込む。なお、想定為替レートは1ドル=105円に設定した。
業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比100円増の200円に大幅増配する方針としたことも支援材料となった。前日終値ベースの予想PERが5.2倍→3.4倍に低下する一方、配当利回りは4.99%に上昇し、割安感が強まった。
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