UTグループ、ベル24HDなど人材関連株が高い、内需の構造的な収益追い風を評価
UTグループ<2146>が大幅続伸となったほか、テクノプロ・ホールディングス<6028>、ヒト・コミュニケーションズ<3654>、ベルシステム24ホールディングス<6183>など人材サービス関連株が軒並み買われている。為替の円高進行や北朝鮮を巡る地政学リスクなどが再び意識されるなかで、主力輸出株は手掛けにくい環境にある。そのなか、内需の好業績株に物色資金がシフトしている。有効求人倍率の上昇が続くなか、人手不足の深刻化の度合いが高まっている。UTグループやテクノプロHDはIT系技術者の派遣を行っており業績好調、また、コールセンター人材を手掛けるスマートフォン販促支援のヒトコムなど専門性の高い人材派遣会社も収益拡大トレンドにあり、好業績を背景とする買い人気を呼び込む形となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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