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2018年05月21日12時20分

【特集】「ブロックチェーン」関連の物色人気加速、キャッシュレス化時代を後押し<注目テーマ>

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1 人工知能
2 ブロックチェーン
3 iPS細胞
4 仮想通貨
5 5G
6 全固体電池
7 カジノ関連
8 半導体製造装置
9 情報セキュリティ
10 半導体

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ブロックチェーン」が2位となっている。

 ブロックチェーンとは取引などの記録を複数のコンピューターのネットワーク上で管理する技術で「分散型台帳」とも訳され、ビットコインなど仮想通貨の普及局面では中核的技術として一躍脚光を浴びた。世界に点在するコンピューターにデータを分散し、多くの参加者が取引記録を共有して互いに監視しながら正しい情報を鎖(チェーン)のようにつないで蓄積するというもので、銀行のような中央集権を置かないのが特徴。権限が1カ所に集中しないことで、システム障害など突発的リスクに強いうえ、低コストで金融サービスなどを展開することが可能となる。世界的に注目度が高まっており、国内ではメガバンク各社も同分野を深耕しようという動きが加速しつつある。

 21日付けの日本経済新聞が「三菱UFJフィナンシャル・グループは、あらゆるモノがネットにつながる『IoT』の普及で、小口の資金決済が飛躍的に増えるのを見据えて、高速の決済処理システムを開発した。ブロックチェーン技術を使い、処理量を従来のカード決済システムの10倍超に高めた」と報じた。ブロックチェーン技術を駆使することでスムーズなキャッシュレス決済が可能となり、それに伴い利用者の裾野が広がり、キャッシュレス化時代が本格的に進むとの思惑が関連銘柄を強く刺激する格好となった。

 なお、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>は独自で開発を進める「MUFGコイン」の実用化に向け尽力、来年にも10万人規模の大規模な実証実験を行う予定にあることが伝わっている。また、これに先立っては、みずほフィナンシャルグループ<8411>がメガバンクや地銀各社の共通規格作り「Jコイン構想」などを打ち出した経緯がある。

 ブロックチェーン仮想通貨などフィンテック分野だけでなく、他のさまざまな産業で応用が利く。医療分野や物流、電力取引、小売り、不動産(土地登記)、など多くの分野でその普及が模索されている段階にある。

 ブロックチェーン関連銘柄で注目されるのはインフォテリア<3853>、さくらインターネット<3778>、アイリッジ<3917>、セレス<3696>、クロスキャット<2307>、アイエックス・ナレッジ<9753>、Shinwa Wise Holdings<2437>、ネクストウェア<4814>など。

 また、キャッシュレス決済に絡む銘柄としては、インテリジェント ウェイブ<4847>、GMOペイメントゲートウェイ<3769>、フライトホールディングス<3753>、ビリングシステム<3623>、オプトエレクトロニクス<6664>など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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