日清紡ＨＤ、モビリティ事業に関する子会社設立

　日清紡ホールディングス<3105>は３日取引終了後、モビリティ事業に特化した子会社「ＪＲＣモビリティ」を設立したと発表した。同社は中長期経営戦略の中で、ＡＤＡＳ（先進運転支援システム）ビジネスへの参入を打ち出しており、新会社は車載用レーダーおよび超音波センサーなどの開発、並びにモビリティおよび交通インフラ向け通信・センサーなどの開発・生産・販売を担う。

　また、今回の新会社設立により、子会社である日本無線の通信機器事業を核とし、急速な技術革新が進む事業領域に迅速かつ的確に対応するため、同事業のモビリティ分野を発展的に事業独立させる狙いもある。会社設立により、迅速な意思決定や機動的な事業体制の構築、事業成果と経営責任の明確化を図る。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）