東京製綱<
5981>は大幅高で4連騰、一時12%を超える上昇で2400円台まで買われ、2015年5月以来2年10カ月ぶりの高値圏に浮上した。橋梁や超高層エレベーターなどに使われる鋼索のトップメーカー。炭素繊維複合材ケーブル(CFCC)など高機能品が収益に貢献している。18年3月期は営業利益段階で前期比横ばいを見込むが、19年3月期は2ケタ伸長が有力視される。国内機関投資家の注目度も高い。今月に入り、大和証券投資信託委託が同社の保有株式を7.8%から9.02%に増やしたことが開示されており、株式需給面からも上値思惑が浮上している。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)