東京製鉄<
5423>が急落、一時78円安の970円と取引時間中としては9営業日ぶりに4ケタ大台を割り込んだ。
同社は業界トップの電炉メーカーで旺盛な都市開発需要を背景にH形鋼などの建材の出荷が高水準となっている。しかし、ここにきて電炉資材である黒鉛電極の値上がりが逆風として意識され始めた。黒鉛電極大手の東海カーボン<
5301>が14日に国内向けで値上げを発表したが、国際価格も大幅に値上がりしており、利益採算の悪化を嫌気する売りが集まった。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)