タカキタは上昇加速で21年ぶり高値圏舞う、雪が舞えば大雪関連としてもテーマ性
タカキタ<6325>が上昇加速、57円高の935円まで買われ大幅に年初来高値を更新、時価は1996年以来約21年ぶりの高値圏に浮上している。飼料向けを中心とする農業機械メーカーで、17年4~9月期は梱包作業機や有機肥料散布機などが業績に貢献して、営業利益段階で前年同期比34%増の5億9700万円と高変化をみせた。18年3月期通期予想の8億円に対する進捗率は75%に達し、上方修正が有力視されている。中期的にも中国の習近平指導部のもとで強力に推し進められている大規模な農業政策の恩恵が大きい。国内では安倍政権が高収益型の畜産を実現するために国策でフォローする構えをみせている。また、ここにきて気温が急速に下がるなかで厳冬が意識されており、除雪機を手掛ける同社は大雪関連株の一角としても注目度が高い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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