<注目銘柄>=レーザーテック、新製品大口案件と量子コンピューターへの思惑で青空圏飛翔
レーザーテック<6920>の2300円近辺は買い場といえそうだ。半導体向けマスク関連装置などを展開する同社は、スマートフォン高機能化や自動車のエレクトロニクス化、ビッグデータ普及を背景としたデータセンターの増設など、半導体を取り巻く好環境を大きく享受している。
既存のEUVマスク検査装置、CMOSイメージセンサー検査装置などに高水準の引き合いがあるが、9月下旬には約160億円規模の新製品受注に成功したことを開示している。これは20年6月期以降の業績に反映されていく見通しで、中長期的な成長加速シナリオに期待が膨らんでいる状況だ。また、足もとの業績も好調であり、18年6月期は研究開発分野への積極的な先行投資の影響から営業利益は前期比微増の50億円を予想しているとはいえ、売上高ベースでは前期実績を2割強上回る見通しにある。
また、同社が有するレーザー技術は、量子コンピューター分野でも今後注目される可能性がある。株価は青空圏を走る展開にあり、短期的には調整を挟んだものの、25日移動平均線との上方カイ離解消を経て上値追い再開が予想される。(銀)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2017年10月10日 17時36分
既存のEUVマスク検査装置、CMOSイメージセンサー検査装置などに高水準の引き合いがあるが、9月下旬には約160億円規模の新製品受注に成功したことを開示している。これは20年6月期以降の業績に反映されていく見通しで、中長期的な成長加速シナリオに期待が膨らんでいる状況だ。また、足もとの業績も好調であり、18年6月期は研究開発分野への積極的な先行投資の影響から営業利益は前期比微増の50億円を予想しているとはいえ、売上高ベースでは前期実績を2割強上回る見通しにある。
また、同社が有するレーザー技術は、量子コンピューター分野でも今後注目される可能性がある。株価は青空圏を走る展開にあり、短期的には調整を挟んだものの、25日移動平均線との上方カイ離解消を経て上値追い再開が予想される。(銀)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2017年10月10日 17時36分