東エレクが大幅安、第1四半期売上高6割増で営業利益2.5倍も目先利益確定売り
東京エレクトロン<8035>は大幅安、一時5%を超える下落で1万6000円トビ台まで売られた。同社は27日取引終了後、18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は2363億9600万円(前年同期比59.8%増)、営業利益は547億9000万円(同2.5倍)、最終利益は412億5200万円(同3.3倍)と高水準の伸びを示した。旺盛な半導体メモリー需要を背景に製造装置の販売が好調、特に高速・大容量化に対応した、立体方向に積層化された3次元NAND型メモリー向けにエッチング装置などへの旺盛な需要が収益を牽引している。ただ、株価は好業績を事前に織り込んでおり、目先は利益を確定する動きが集中した。前日の米国株市場で、好決算が相次ぐハイテク主力株が売られていることも影響しているようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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