三菱自動車工業 <
7211> が5連騰し、連日で年初来高値を更新した。同社は25日に決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比6.6倍の290億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。
前期に計上した燃費不正関連費用の解消や日産自動車 <
7201> との協業効果、円安による為替差損益の改善が増益に大きく貢献した。販売面では国内で燃費不正問題以前の水準まで回復したほか、中国では「アウトランダー」の好調が続いた。通期計画の790億円に対する進捗率は36.7%に達しており、高い進捗率も評価されているようだ。
株探ニュース