TONEが一時ストップ高、前期経常が大幅上振れ着地
作業用工具大手のTONE <5967> [東証2] が一時ストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社は13日に決算を発表。17年5月期の連結経常利益が前の期比50.3%増の14.1億円に拡大し、従来計画の10.3億円を大幅に上回って着地したことが買い材料視された。
東京五輪を控え、今後本格化する鉄骨土木建築の増加に備えて、機器類製品を中心に在庫を積み増したことによる増産効果が製造原価低減につながった。また、滞留在庫の評価減が減少したことも利益上振れの要因となった。
併せて発表した18年5月期は前期比16.8%減の11.8億円に減る見通しだが、同社は期初予想を保守的に計画する傾向があり、今期計画よりも前期の業績上振れを好感する買いが向かった。
株探ニュース
東京五輪を控え、今後本格化する鉄骨土木建築の増加に備えて、機器類製品を中心に在庫を積み増したことによる増産効果が製造原価低減につながった。また、滞留在庫の評価減が減少したことも利益上振れの要因となった。
併せて発表した18年5月期は前期比16.8%減の11.8億円に減る見通しだが、同社は期初予想を保守的に計画する傾向があり、今期計画よりも前期の業績上振れを好感する買いが向かった。
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