gumiが急反落、18年4月期第1四半期営業損益収支均衡見通しを嫌気
gumi<3903>が急反落。前週末9日の取引終了後に発表した17年4月期の決算は、売上高259億3300万円(前の期比21.0%増)、営業損益16億5000万円の黒字(前の期22億2900万円の赤字)と大幅黒字転換となったが、同時に発表した18年4月期予想第1四半期(5~7月)業績予想が、売上高72億円(前年同期比35.0%増)、営業損益収支均衡(前年同期2億5300万円の黒字)を見込んでいることから、業績失速を懸念した売りが出ているようだ。
同社オリジナルタイトルとして昨年4月に配信を開始した「クリスタル オブ リユニオン(日本語版)」(略称「クリユニ」)の増収や新規タイトル寄与で売上高は前四半期と概ね同水準で推移すると見込んでいるものの、大型タイトルへの開発投資の継続に伴う外注費の増加や、Fuji&gumi Gamesと共同開発し昨年1月に配信を開始した「誰ガ為のアルケミスト」(略称「タガタメ」)のテレビCMの実施などに伴う広告宣伝費の大幅な増加が損益を圧迫するとみている。
なお17年4月期は、スクウェア・エニックスと共同開発し15年10月に配信を開始した「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」が好調に推移したほか、昨年6月に配信を開始した「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS(海外言語版)」、さらに「タガタメ」「クリユニ」といったタイトルが寄与し、営業利益は従来予想の13億4000万円を上回って着地した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同社オリジナルタイトルとして昨年4月に配信を開始した「クリスタル オブ リユニオン(日本語版)」(略称「クリユニ」)の増収や新規タイトル寄与で売上高は前四半期と概ね同水準で推移すると見込んでいるものの、大型タイトルへの開発投資の継続に伴う外注費の増加や、Fuji&gumi Gamesと共同開発し昨年1月に配信を開始した「誰ガ為のアルケミスト」(略称「タガタメ」)のテレビCMの実施などに伴う広告宣伝費の大幅な増加が損益を圧迫するとみている。
なお17年4月期は、スクウェア・エニックスと共同開発し15年10月に配信を開始した「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」が好調に推移したほか、昨年6月に配信を開始した「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS(海外言語版)」、さらに「タガタメ」「クリユニ」といったタイトルが寄与し、営業利益は従来予想の13億4000万円を上回って着地した。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)