東京計器が続急伸、20年3月期の経常目標は過去最高の64億円
29日、東京計器 <7721> が昨年5月30日に発表した19年3月期を最終年度とする中期事業計画を見直し、新たに20年3月期の目標数値を策定したことが買い材料視された。
19年3月期の経常利益目標を45.6億円→35億円に下方修正する一方、20年3月期の同利益目標は過去最高(39.8億円)を大幅に上回る64億円に設定した。19年3月期の下方修正は、船舶港湾機器事業の低迷が継続する状況にあることが要因。
一方、20年3月期は、防衛・通信機器事業で19年3月期から本格的な量産が始まる「F-15」主力戦闘機用レーダー警戒装置の更新や「SH-60K」哨戒ヘリコプター用逆探装置、20年3月期のAIS補給処整備器材の大型受注などが収益拡大に大きく寄与する。また、農業機械用センサー関連機器や半導体製造装置用通信関連機器の量産化、海外向け鉄道用レール探傷車の受注も収益押し上げ要因となる。
株探ニュース
19年3月期の経常利益目標を45.6億円→35億円に下方修正する一方、20年3月期の同利益目標は過去最高(39.8億円)を大幅に上回る64億円に設定した。19年3月期の下方修正は、船舶港湾機器事業の低迷が継続する状況にあることが要因。
一方、20年3月期は、防衛・通信機器事業で19年3月期から本格的な量産が始まる「F-15」主力戦闘機用レーダー警戒装置の更新や「SH-60K」哨戒ヘリコプター用逆探装置、20年3月期のAIS補給処整備器材の大型受注などが収益拡大に大きく寄与する。また、農業機械用センサー関連機器や半導体製造装置用通信関連機器の量産化、海外向け鉄道用レール探傷車の受注も収益押し上げ要因となる。
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