新日本電工が大幅高で6連騰、一時400円台を回復
新日本電工<5563>が大幅高で6連騰。連日の昨年来高値更新で、一時400円台を回復している。同社は新日鉄住金系の合金鉄大手で17年12月期は業績回復色を強める見通し。前期は合金鉄需要の減少に加え、韓国のグループ会社に絡む関連損失を計上したが、今期は合金鉄の数量増効果を収益に反映する見込みにあり、経常利益段階で前期比2.5倍の40億円予想にある。
しかし、市場では同社主力の高炭素フェロマンガン価格が上昇していることなどを背景に、今期会社側計画について極めて保守的と指摘する声が強い。岩井コスモ証券では23日付で、投資判断「新規A」、目標株価420円でカバーを開始している。
リポートでは、合金鉄販売は、ドルベースの国際価格を円換算した価格で取り引きしており、輸出産業と同様に円安が利益増となると指摘。17年12月期の合金鉄事業の為替前提は1ドル=100円となっているほか、堅調な合金鉄市況や足元の鉱石価格下落などを勘案すると、会社側計画は保守的な印象が強いとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
しかし、市場では同社主力の高炭素フェロマンガン価格が上昇していることなどを背景に、今期会社側計画について極めて保守的と指摘する声が強い。岩井コスモ証券では23日付で、投資判断「新規A」、目標株価420円でカバーを開始している。
リポートでは、合金鉄販売は、ドルベースの国際価格を円換算した価格で取り引きしており、輸出産業と同様に円安が利益増となると指摘。17年12月期の合金鉄事業の為替前提は1ドル=100円となっているほか、堅調な合金鉄市況や足元の鉱石価格下落などを勘案すると、会社側計画は保守的な印象が強いとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)