王子HDなど紙パ株が買われる、値上げ期待で業種別値上がり率トップ
王子ホールディングス<3861>、日本製紙<3863>、北越紀州製紙<3865>など紙パルプ株が上昇、業種別値上がり率で33業種中トップに買われている。
3月中旬以降、為替が円高基調を強めるなかで輸出関連株に逆風が意識されているが、紙パルプセクターは円高が原料輸入コストの低下メリットにつながることで、相対的に優位性を発揮する。さらに、ここにきて製品値上げの動きが相次いでおり、これによる利益改善効果も期待されている。王子ホールディングス<3861>では、子会社の王子ネピアがティッシュペーパーなど家庭向け紙製品の価格を5月から1割以上値上げする。また、これに先立って大王製紙<3880>も同月から家庭向け紙製品価格の値上げを発表している。こうした動きは、今後業界他社にも波及することが予想され、株価の先高期待につながっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
3月中旬以降、為替が円高基調を強めるなかで輸出関連株に逆風が意識されているが、紙パルプセクターは円高が原料輸入コストの低下メリットにつながることで、相対的に優位性を発揮する。さらに、ここにきて製品値上げの動きが相次いでおり、これによる利益改善効果も期待されている。王子ホールディングス<3861>では、子会社の王子ネピアがティッシュペーパーなど家庭向け紙製品の価格を5月から1割以上値上げする。また、これに先立って大王製紙<3880>も同月から家庭向け紙製品価格の値上げを発表している。こうした動きは、今後業界他社にも波及することが予想され、株価の先高期待につながっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)