花王が大幅反発、17年12月期増益・増配見通しを好感
花王<4452>が大幅反発となっている。2日の取引終了後に発表した17年12月期の連結業績予想が、売上高1兆4700億円(前期比0.9%増)、営業利益2000億円(同7.8%増)、純利益1380億円(同9.0%増)と前期に続いて増益を見込んでいることに加えて、年間配当を前期の94円から108円へ増配する見通しであることが好感されている。
日本のコンシューマープロダクツ事業で販売制度の改定を行うほか、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を早期適用する予定であることから、売上高が目減りするほか、天然油脂の価格が高水準で推移し、原材料価格の上昇が見込まれる一方、新製品投入効果で販売数量の増加を見込むほか、高付加価値品の開発やコストダウンの継続で増益を確保する見通し。
なお、16年12月期連結決算は売上高1兆4576億1000万円(前の期比1.1%減)、営業利益1855億7100万円(同10.9%増)、純利益1265億5100万円(同20.3%増)だった。
同時に3月1日付で900万株の自社株を消却すると発表しており、これも好材料視されているようだ。消却後の発行済み株数は4億9500万株となる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
日本のコンシューマープロダクツ事業で販売制度の改定を行うほか、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を早期適用する予定であることから、売上高が目減りするほか、天然油脂の価格が高水準で推移し、原材料価格の上昇が見込まれる一方、新製品投入効果で販売数量の増加を見込むほか、高付加価値品の開発やコストダウンの継続で増益を確保する見通し。
なお、16年12月期連結決算は売上高1兆4576億1000万円(前の期比1.1%減)、営業利益1855億7100万円(同10.9%増)、純利益1265億5100万円(同20.3%増)だった。
同時に3月1日付で900万株の自社株を消却すると発表しており、これも好材料視されているようだ。消却後の発行済み株数は4億9500万株となる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)