LINEが上場来安値更新、16年12月期は営業利益10倍も市場予想を下回る
LINE<3938>が急反落し、上場来安値を更新している。25日の取引終了後に発表した16年12月期連結決算は、売上高1407億400万円(前の期比16.9%増)、営業利益198億9700万円(同10.2倍)、純利益75億6000万円の黒字(前の期75億8200万円の赤字)と大幅増益となったが、営業利益で240億円前後を見込んでいた市場予想を下回ったことから、売りが優勢となっている。
昨年4月にLINEクリエイターズ着せかえをリリースしたことなどが寄与し、コミュニケーション売り上げが伸長したほか、6月にリリースしたLINE Ads PlatformによるタイムラインやLINE NEWSなどのパフォーマンス型広告が大きく増加した広告売り上げが業績向上に寄与したという。また、タイ子会社に関する評価益約17億円の計上や、福岡の土地売却による利益約24億円を計上したことも営業利益を押し上げた。
なお、17年12月期業績予想は、スマートフォンのアプリ市場が国内外で急激に変化し、不確実性が存在しているとして公表していない。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
昨年4月にLINEクリエイターズ着せかえをリリースしたことなどが寄与し、コミュニケーション売り上げが伸長したほか、6月にリリースしたLINE Ads PlatformによるタイムラインやLINE NEWSなどのパフォーマンス型広告が大きく増加した広告売り上げが業績向上に寄与したという。また、タイ子会社に関する評価益約17億円の計上や、福岡の土地売却による利益約24億円を計上したことも営業利益を押し上げた。
なお、17年12月期業績予想は、スマートフォンのアプリ市場が国内外で急激に変化し、不確実性が存在しているとして公表していない。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)