米系大手証券、ゲームセクターに関するリポートでスクエニHDと任天堂の強気スタンスを継続
JPモルガン証券が23日、ゲームセクターに関するリポートを発表した。これによると、17年のゲームセクターは、ややテーマ性に欠けるが、豊富な個別のカタリストが引き続き投資機会をもたらすと指摘。ただ、さまざまなトピックにおいて、期待先行からポテンシャルを見極めるフェーズになると見られ、慎重な舵取りが必要になるとしている。
そのなかで、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>と任天堂<7974>については、それぞれ投資判断「オーバーウエート」を継続した。スクエニHDはHDゲーム(家庭用ゲーム)事業のデジタルシフトが一層進行することで、収益性の改善が期待でき、中期目標である営業利益500億円への道筋が見えてくると評価。また、任天堂は、「Nintendo Switch」の詳細発表は物足りない内容となり期待値は低下も、中期ポテンシャルを悲観する必要はないと判断したという。
一方、ディー・エヌ・エー<2432>は、次の任天堂との協業タイトルのリリースが短期材料となりうるが、一定の貢献を織り込んでも株価は割安感に欠けると判断し「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。また、バンダイナムコホールディングス<7832>、コナミホールディングス<9766>、セガサミーホールディングス<6460>、カプコン<9697>については、材料出尽くしとなる可能性があり、株価調整リスクを注視したいとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
そのなかで、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>と任天堂<7974>については、それぞれ投資判断「オーバーウエート」を継続した。スクエニHDはHDゲーム(家庭用ゲーム)事業のデジタルシフトが一層進行することで、収益性の改善が期待でき、中期目標である営業利益500億円への道筋が見えてくると評価。また、任天堂は、「Nintendo Switch」の詳細発表は物足りない内容となり期待値は低下も、中期ポテンシャルを悲観する必要はないと判断したという。
一方、ディー・エヌ・エー<2432>は、次の任天堂との協業タイトルのリリースが短期材料となりうるが、一定の貢献を織り込んでも株価は割安感に欠けると判断し「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。また、バンダイナムコホールディングス<7832>、コナミホールディングス<9766>、セガサミーホールディングス<6460>、カプコン<9697>については、材料出尽くしとなる可能性があり、株価調整リスクを注視したいとしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)