<注目銘柄>=グリコ、海外への積極展開で最高益更新
江崎グリコ<2206>は、17年3月期の連結営業利益予想を従来の200億円から225億円(前期比31.5%増)へ引き上げ、最高益更新を見込んでいる。
同社の成長を牽引するカテゴリーへの集中投資やブランド戦略を背景に、主力菓子の「ポッキー」や「カプリコ」の販促活動や、機能性表示食品「BifiXヨーグルト」のリニューアルなどが好調に推移している。また、オフィス数の増加に伴いオフィス向け置き菓子の需要の高まりなどが国内事業の売り上げ拡大に貢献している。
また、同社では2020年までに海外売上高1000億円、営業利益率10%以上の目標を掲げている。16年1月に開始したタイでの冷菓事業がフルで寄与しているほか、11月からはインドネシアでも同事業を展開しており、今後に期待がかかる。さらに、市場拡大が見込まれるアジア市場において、それらを統括する目的でASEAN地域統括会社設立の検討を開始。国内ブランドの盤石さに加え、海外の地道な足場固めに注目したい。
株価は昨年12月9日につけた昨年来安値4885円を底に上昇局面となっており、戻り相場に乗りたい。(藍)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同社の成長を牽引するカテゴリーへの集中投資やブランド戦略を背景に、主力菓子の「ポッキー」や「カプリコ」の販促活動や、機能性表示食品「BifiXヨーグルト」のリニューアルなどが好調に推移している。また、オフィス数の増加に伴いオフィス向け置き菓子の需要の高まりなどが国内事業の売り上げ拡大に貢献している。
また、同社では2020年までに海外売上高1000億円、営業利益率10%以上の目標を掲げている。16年1月に開始したタイでの冷菓事業がフルで寄与しているほか、11月からはインドネシアでも同事業を展開しており、今後に期待がかかる。さらに、市場拡大が見込まれるアジア市場において、それらを統括する目的でASEAN地域統括会社設立の検討を開始。国内ブランドの盤石さに加え、海外の地道な足場固めに注目したい。
株価は昨年12月9日につけた昨年来安値4885円を底に上昇局面となっており、戻り相場に乗りたい。(藍)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)