新日科学に物色資金集中、投資先が米ファイザーと共同開発およびロイヤルティのライセンス契約締結
新日本科学<2395>はカイ気配で始まった。値幅制限上限まで買われる可能性が高い。前引け間際に57円高の454円まで上値を伸ばす場面があったが、後場に入り一気に買いの勢いが増している。前場取引終了後、同社の重要投資先である。WaVe Life Sciencesが米ファイザー社と核酸治療薬の共同開発で合意したことを発表。また同時に、WaVe社が特許権を保有する核酸合成技術に関し最大で日本円1002億円にプラスしてロイヤルティのライセンス契約を締結したことを発表、これが材料視された。核酸医療分野は次世代創薬技術の一つとして注目度が高く、新日科学にとっても新たな買いの切り口としてマーケットの認知が進みそうだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)