<注目銘柄>=三井金属、電子材料好調で業績拡大局面に
三井金属<5706>は押し目買いで対処したい。時価は11月中旬に業績上方修正を受けてマドを開けて買われた後、高値圏で利益確定売りに押され気味だが、PER16倍の時価近辺は割高感に乏しく、25日移動平均線(11月27日現在で6267円)へのサヤ寄せ場面を狙いたい。
亜鉛精錬で国内トップだが、同社の場合はスマートフォン基板向け極薄銅箔やディスプレー用ITOターゲットなど電子材料が利益の中軸を担っている。この電子材料事業が好調で18年3月期通期の連結売上高を従来予想の4780億円から5070億円(前期比16.2%増)へ、営業利益を325億円から430億円(同11.8%増)へ大幅に上方修正している。中期的にも電子材料が収益を牽引し成長トレンドが継続しそうだ。
株式需給面では信用取組が売り長である点がポイント、信用倍率は0.77倍(17日申し込み現在)、日証金では逆日歩がつく株不足状態にある。中期的には2007年2月につけた戻り高値7400円を目指す展開が想定される。(市)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
亜鉛精錬で国内トップだが、同社の場合はスマートフォン基板向け極薄銅箔やディスプレー用ITOターゲットなど電子材料が利益の中軸を担っている。この電子材料事業が好調で18年3月期通期の連結売上高を従来予想の4780億円から5070億円(前期比16.2%増)へ、営業利益を325億円から430億円(同11.8%増)へ大幅に上方修正している。中期的にも電子材料が収益を牽引し成長トレンドが継続しそうだ。
株式需給面では信用取組が売り長である点がポイント、信用倍率は0.77倍(17日申し込み現在)、日証金では逆日歩がつく株不足状態にある。中期的には2007年2月につけた戻り高値7400円を目指す展開が想定される。(市)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)