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4975 JCU

東証P
3,710円
前日比
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100株
PER PBR 利回り 信用倍率
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時価総額 1,000億円
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JCU---2018年3月期第1四半期は大幅増収で着地、株価も年初来高値を更新


JCU<4975>はめっきを中心とする表面処理薬品と表面処理用装置の製造販売を行う。プリント配線板用ビアフィリングめっき薬品で世界シェアトップを有している。自動車分野向け薬品、電子部品分野向け薬品が好調。

同社は2017年8月、2018年3月期第1四半期連結決算を発表。売上高は前期比3.6%増の47.64億円、営業利益は同32.5%増の13.96億円、経常利益は同51.8%増の13.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同73.2%増の9.85億円の着地。

装置事業と新規事業の受注高、売上高、セグメント利益は減少したものの、薬品事業では、中国系スマートフォン向けの需要が底堅く堅調に推移したことを背景に中国、台湾、韓国におけるプリント配線板用めっき薬品の販売が順調推移。加えて中国においては自動車の生産及び販売が好調を背景に自動車部品用めっき薬品販売は堅調推移。

同社は2017年9月に中期経営計画を発表。2021年3月期の定量目標として売上高265億円、営業利益75億円、ROE20%以上の維持を掲げている。薬品事業の競争力強化のため海外市場でのさらなる成長目指し中国における子会社設立を発表。今後は米国での市場定着、欧州拠点設置の調査、インドにおいて営業体制の構築を検討している。次世代技術開発と電子分野、自動車分野において新製品の早期投入を行う方針で、2021年3月期目標は売上高の10%以上の比率を目指している。

2018年3月期決算は、売上高は前期比6.0%増の220.00億、営業利益は同12.7%増の62.00億、経常利益は同11.8%増の61.50億、親会社株主に帰属する当期純利益は同9.1%増の45.00億。年間配当金は1株当たりの70円を見込む。なお同社は平成29年4月1日付で1:2の割合で株式分割を行っており、実質増配予定。

《NB》

 提供:フィスコ
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