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2376 サイネックス

東証S
708円
前日比
-9
-1.26%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.4 0.52 2.12
時価総額 45.8億円
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決算発表予定日

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サイネックス---ラジオNIKKEIマーケットプレス10月23日放送


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』10月23日放送において、サイネックス<2376>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


最初に紹介するのは証券コード<2376>東証1部上場のサイネックスです。

サイネックスは地域密着型情報発信企業です。50音別無料電話帳『テレパル50』の発行からスタートし、市町村の行政情報などを網羅した無料行政情報誌『わが街事典』を全国展開しています。Webを活用してふるさと納税支援や地域特産品の販売なども行っていて、地方創生を総合的に支援する社会貢献型企業であることを経営方針としています。

主力の出版事業のうち、『わが街事典』の2017年3月期の発行自治体数は183と過去最高を記録しました。注目すべきはその内訳で、新規発行自治体72に対して再版発行自治体は111と大きく増加しています。『わが街事典』の既発行自治体数は720超となっています。『わが街事典』事業の対象自治体数は900~1,000程度と推測されますが、既発行自治体数が700を大きく超えてきたことで、再版需要が今後の成長エンジンになるとみています。

WEB・ソリューション事業は、中長期的に成長が期待されています。ふるさと納税の存在感がますます高まる中、関連サービスが順調に拡大しています。また地域の特産品をECで販売する『わが街とくさんネット』や地方への送客支援の『わが街トラベル』も順調に拡大が続いています。最近では、クラウド型で自治体公式ホームページや自治体公式アプリの運用を支援するサービスや、健康寿命増進システム『わが街ヘルスケア』を開始しました。WEB・ソリューション事業の足元の収益性は低いですが、中長期的な成長ポテンシャルは大きいと考えられます。

2017年3月期は、売上高は前期比11.6%増の132億9,200万円、営業利益は前期比22.8%増の8億600万円と、大幅増収増益で着地しました。出版事業が順調に増収増益となったほか、ロジスティクス事業も子会社のフル連結化で収益を拡大させました。2018年3月期は、売上高は前期比5.3%増の140億円、営業利益は前期比1.6%増の8億2,000万円を予想しています。売上高は買収子会社のフル寄与による増収を予想しているものの、利益は横ばいの見通しです。前期から事業環境が大きく変化する要因はないと考えられ、利益見通しについては控え目という印象がもたれます。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《MW》

 提供:フィスコ

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