ＮＮ日経ＶＩ一時３％高、日米政策運営の先行き不透明感で買い先行に

　ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　日経平均ＶＩ先物指数　ＥＴＮ<2035>は３日ぶりに反発。前週末に比べ一時、３％強上昇している。米国でのオバマケア代替法案の撤回や日本での学校法人「森友学園」への国有地売却問題などで、日米政権の政策運営に不透明感が強まるなか、同指数は強含みで推移している。

　日経平均ボラティリティー・インデックス（ＶＩ）はオプション取引での将来の価格変動を示す指数で、米国の「ＶＩＸ指数（恐怖指数）」と同様に株価急落などの変動場面で値を上げる特性がある。ＮＮ日経ＶＩは昨年６月以降、下落基調を続けてきたが、ここへきて底打ちの気配が出ている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）