要警戒? 続伸も上値重い日経平均そのココロは

対米通商摩擦への懸念と意識される国内経済の不透明感

2019.05.20号

 週明け20日の東京株式市場は日経平均株価が続伸した。しかし、上値の重さが意識され、朝方に2万1400円台に買われたものの、その後は戻り売りに伸び悩む展開を余儀なくされた。電機や機械、鉄鋼など景気敏感セクターが安く、個別ベースでも値下がり銘柄数は1200あまりに達するなど下値を探る動きが目立った。米中摩擦問題に対する不透明感が強いほか、近く日米間の貿易交渉も始まることで、警戒ムードは拭えない。株式市場全般の見通しや為替の動向について第一線で活躍する市場関係者3人に話を聞いた。

【要警戒? 続伸も上値重い日経平均そのココロは】相場観特集

  • 大谷正之氏

    日経平均は2万500~2万2000円のレンジで推移

    05月20日(月) 20時00分

     今後1ヵ月程度先までの東京株式市場は、日経平均2万1000円台固めの推移と見込んでいる。6月下旬に大阪で開催される主要20ヵ国・地域(G20)サミットに向けて、米中貿易交渉の行方が… [ 記事全文 ]

    証券ジャパン 調査情報部長 大谷正之氏
  • 石川久美子氏

    米中協議や米金融政策に注目、ドルは横ばい圏推移も

    05月20日(月) 19時15分

     この日発表された1-3月期国内総生産(GDP)は、プラス成長を維持した。しかし、消費や設備投資は弱く、内容的には良くないだけに消費増税に関する議論を含め依然、先行きには不透明感は… [ 記事全文 ]

    ソニーフィナンシャルホールディングス 金融市場調査部 シニアアナリスト
     石川久美子氏
  • 山田勉氏

    消費増税ありきなら日経平均は2万円割れも視野

    05月20日(月) 18時30分

     週明けの東京市場は日経平均が続伸したものの、値下がり銘柄数が多く全体地合いは見た目ほど強くはない。というより、先行き全く楽観できない流れに陥っている。きょう朝方取引開始前の… [ 記事全文 ]

    カブドットコム証券 投資情報室 マーケットアナリスト 山田勉氏

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