秋の相場観

 東京株式市場は、中国経済の先行き懸念、米金利上昇転換への警戒感など外部要因を背景に、8月中旬以降予想外の急落に見舞われた。ただ、ボラティリティ(価格変動性)が異常に高い相場の継続が投資家の不安を助長し、“下げ過ぎ状態”の側面も否定できない。そこで、年末高に向けて新たな反転上昇展開が予想される日本株市場の秋相場について、そのストラテジーや物色の流れ、さらに注目すべき個別銘柄について、第一線で活躍する有力市場関係者からのコメントを掲載する。

日本株・物色動向(2)

  • 清水洋介氏

    米利上げや新興国懸念は織り込み済み、2万円視野も

    10月10日(土)11時00分

    10月の株式市場は例年「ヘッジファンドの売り」などで調整、特に急落となることが多いが、今年はすでに8月、9月と大荒れの相場となっており、既に米国の利上げや新興国景気への懸念などは… [ 記事全文 ]

    Argo Navis・フィナンシャルコンシェルジュ 清水洋介氏
  • 太田千尋氏

    下げ過ぎ修正で1万9500円へ強調展開

    10月10日(土)10時30分

    東京株式市場は、足もとの不安材料を織り込みながら徐々に底値を固め、12月にかけ日経平均1万9500円を上限とする強調展開を想定している。中国景気減速に対する懸念が重荷となっているが… [ 記事全文 ]

    SMBC日興証券 投資情報部部長 太田千尋氏
  • 有沢正一氏

    好業績を頼りに年末高を目指す

    10月10日(土)10時00分

    上海株式相場の暴落や人民元の切り下げなどを機に中国の景気減速に対する警戒感が強まって世界中のマーケットにリスクオフの流れが広がった。確かに今や米国に次ぐ経済大国である中国景気… [ 記事全文 ]

    岩井コスモ証券・投資調査部副部長 有沢正一氏
  • 植木靖男氏コメント氏

    日銀の金融緩和が最大のポイントに

    10月10日(土)9時30分

    9月下旬にかけて大波乱局面を迎えた株式市場もようやく戻りを試す段階に入った。9月30日以降の6連騰は買い転換した証とみている。今後、下押す局面があったとしてもそこは格好の… [ 記事全文 ]

    株式評論家 植木靖男氏
  • 冨田康夫氏

    郵政3社のIPOは市場活性化の起爆剤に

    10月10日(土)9時00分

    この秋相場は、注目の郵政3社の株式上場(11月4日)をきっかけに、再び活気を取り戻すことになりそうだ。市場の一部には「超大型のIPOで市場から資金が吸い上げられ、需給関係が悪化して… [ 記事全文 ]

    日刊株式経済新聞 編集長 冨田康夫

日本株・物色動向(1)

  • 松井・窪田朋一郎氏

    荒い相場に2つの戦略で対応

    10月7日(水)20時10分

    日経平均株価は、8月に中国が実施した人民元切り下げをきっかけとして調整局面入りした。以前から、中国をはじめとする新興国の景気減速が、輸出関連企業の業績に悪影響を与え始めていたが… [ 記事全文 ]

    松井証券 シニアマーケットアナリスト 窪田朋一郎氏
  • 西川雅博氏

    上昇に転じる時期は10月後半ごろか

    10月7日(水)19時40分

    8月以降、日経平均株価で4000円を超える急落に見舞われている日本市場だが、この調整局面は最終段階に入っており、10~12月レンジの下限に近い水準と考える。日経平均の年末までのレンジは1万… [ 記事全文 ]

    光世証券 執行役員 西川雅博氏
  • 大塚竜太氏

    上期決算や政策期待が鍵握る

    10月7日(水)19時10分

    ひところと比べれば、中国の景気減速に対する過度な不安心理は改善しているように見える。自動車分野での景気刺激策などをはじめ中国政府当局の対策が徐々に浸透してくると思われ、上海株の… [ 記事全文 ]

    東洋証券 ストラテジスト 大塚竜太氏
  • 雨宮京子氏

    下値不安後退も年内は値固め

    10月7日(水)18時10分

    注目されている米国の利上げについては、雇用統計が予想よりも悪かったことから、遠のいた格好。これによって、不安定だった米国株式市場は落ち着きを取り戻すことになろう。… [ 記事全文 ]

    経済ジャーナリスト 雨宮京子氏
  • 冨田康夫氏

    外部要因の変化受け年内2万円回復も

    10月7日(水)17時10分

    まず、指摘したいのは、8月中旬からの世界同時株安にあって、約1カ月半の短期間に日経平均株価が19%も下落して1万7000円台を割り込んだという現象は、明らかに“下げ過ぎ”だったということだ。… [ 記事全文 ]

    日刊株式経済新聞 編集長 冨田康夫

日本株・ストラテジー

  • 馬渕治好氏

    二進一退の上昇軌道へ

    10月5日(月)14時40分

     日経平均株価を一時1万7000円割れに押し込んだ主要因は、海外発だ。米国経済は堅調を持続しており、連銀の利上げはいつ行なわれるにせよ、その後の引き締めペースは極めて緩やか… [ 記事全文 ]

    ブーケ・ド・フルーレット 代表 馬渕治好氏
  • ジュラヴリョフ氏

    リスクオフ一巡で上昇相場再生へ

    10月5日(月)14時10分

     中国リスクが全体相場に大きな重荷となっている。中国の景気減速は今になって改めて認識されたものではなく、マーケットの側で、出てくる経済指標をネガティブにとらえ自ら売り… [ 記事全文 ]

    シェアードリサーチ 代表取締役 オレグ ジュラヴリョフ氏
  • 鈴木英之氏

    年末に向け2万円回復へ、2つの潮流変化が波乱要因に

    10月5日(月)13時10分

    株式市場の波乱の背景には、米国と中国の潮流の変化があるとみている。ひとつは中国が、これまでの高成長から”新常態(ニュー・ノーマル)”と呼ばれる安定成長に移行する過程にあること。… [ 記事全文 ]

    SBI証券 投資調査部長 鈴木英之氏
  • 高橋春樹氏

    懸念材料払拭で年末までに1万9000円に

    10月5日(月)12時10分

    東京株式市場の大幅下落相場の発端は、8月の中国人民元の突然の切り下げだ。それまでにも、米金利上昇転換への警戒感など不透明感は存在したものの、人民元の切り下げが多くの… [ 記事全文 ]

    三木証券 執行役員 商品副本部長 高橋春樹氏
  • 冨田康夫氏

    PER13倍台は下げ過ぎ、景気対策で上昇加速

    10月5日(月)11時10分

    中国の上海総合指数が6月半ばから下落トレンドになっていたなか、8月の突然ともいえる中国人民元の切り下げは、世界同時株安の大きなきっかけとなった。中国が国内景気の先行き不安を… [ 記事全文 ]

    日刊株式経済新聞 編集長 冨田康夫

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