【材料】<動意株・6日>(前引け)=GSユアサ、キッコマン、邦チタ
GSユアサ <日足> 「株探」多機能チャートより
キッコーマン<2801>=物色の矛先向かいストップ高。前日は急落を余儀なくされたが、きょうは一転して一気に切り返す動きをみせている。同社が5日取引終了後に発表した25年3月期第1四半期(24年4~6月)決算は営業利益が前年同期比60%増の214億7400万円と大幅な伸びを達成した。同社は売り上げの8割近くを海外で占めているが、北米や欧州を中心にしょうゆの販売が好調に推移しており、為替の円安効果も寄与して収益を押し上げている。25年3月期通期の営業利益予想は従来見通しを据え置いているが、進捗率から上振れる可能性もあり、見直し買いを呼び込んでいる。
東邦チタニウム<5727>=4日ぶり急反発。前日は同社株も22%を超える急落でフシ目の1000円大台を約2年半ぶりに下回った。きょうは全体相場が切り返すなか、リバウンドに転じ気配値のまま4ケタ台を回復している。同社が5日取引終了後に発表した25年3月期第1四半期(24年4~6月)決算は営業利益が前年同期比2.1倍の14億3000万円と急拡大、上期計画に対する進捗率が75%を超えた。これが買い人気を助長する形で投資資金を誘導している。
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出所:MINKABU PRESS