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【特集】【今週読まれた記事】国内景気堅調の要“ハイクラス人材”を巡る銘柄群

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月10日から16日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 注目を集めた12月FOMCが開催されました。利上げ幅は市場予想通りの0.5%となりましたが、金融引き締め策の長期化が示唆されたことが嫌気されています。FOMC直前に一時2万8000円大台を回復した日経平均株価は軟調展開となり、結局前週末比373円安の2万7527円で今週の取引を終了しました。

 人気相場コラム「富田隆弥の【CHART CLUB】 『25日線割れは注意信号』」の富田氏は、FOMC前の10日配信の記事で「株式市場にとって好材料である『利上げ幅の縮小』もかなり織り込んだ可能性がある」と述べ、「焦点は『景気減速』に移行したとの見方もできる」と、注目点に変化が現れていることを指摘しています。今後、景気減速を織り込みに行くとすれば米国市場は調整局面となるでしょう。

 そうしたなか、日本株市場はどうでしょうか。日経平均は「下値が2万7300円どころで底堅く、上値は1月の初旬に形成した年初来高値2万9300円近辺をうかがう動きを予想している」と、年末にかけての上昇を期待するのは<相場観特集>で年末年始相場の見通しを伺った雨宮総研代表の雨宮京子氏。「日本の景気実勢は欧米よりも相対的に強く、今後の株価の値動きにも反映されそうだ」と、国内景気の良さが株価を支えると予想しています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。

 そのほか相場コラムは、「今後を大きく左右するビッグイベント」を目前に控えた投資家に対し「基本策は『後出しジャンケン』でよい」と、大勢が明らかになってから取り組めば良いという指針を示した「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─どう乗り切る!? 「投資の天王山」が目前に迫る!」が7位を獲得するなど、今週も大人気となっています。

  【杉村富生の短期相場観測】 ─ジンクスの「ウサギは跳ねる」銘柄を狙う!
  【植木靖男の相場展望】 ─12月第3週が分岐点か

  雨宮京子氏【逡巡する日経平均株価、掉尾の一振はあるか】(1) <相場観特集>
  笹木和弘氏【逡巡する日経平均株価、掉尾の一振はあるか】(2) <相場観特集>


 新型コロナウイルスの流行によって大きく落ち込んだ経済も、ウィズコロナが浸透するなか次第に以前の勢いを取り戻しつつあります。そこで課題となるのが人手不足の問題。特に高度な技術を持つIT系人材に代表される“ハイクラス人材”の不足は顕著で、そうした人材の獲得は企業にとって急務となっています。「『IT系ハイクラス人材』関連に大相場の予兆、超買い場5銘柄リスト <株探トップ特集>」は、高成長が期待される人材サービス関連企業から株価を大きく変貌させる可能性のある5社を厳選して紹介。見事アクセスランキング首位に輝きました。

 投資テーマ関連では、来秋スタートの新制度「インボイス制度(適格請求書等保存方式)」を解説し、株式投資の観点から同制度のスタートが追い風となる銘柄を探った「来年相場の注目テーマに、『インボイス制度』で活躍必至の銘柄群とは <株探トップ特集>」があと一歩でトップ10入りの13位にランクイン。企業・個人事業者を問わず影響がある制度だけに、関連企業の動向にも大きな関心が寄せられています。

 そのほか以下の記事も上位入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。

  「沸点間際」の地銀株を狙え、合従連衡続き業界大再編はなるか <株探トップ特集>
  クリスマス・年末商戦期に突入、活躍期待高まる「ハイテク玩具」妙味株7選 <株探トップ特集>
  玩具市場の牽引役! 天井知らずの「トレーディングカード」関連 <株探トップ特集>

  「半導体」が4位にランク、岸田首相「攻めの国内投資拡大を支援」と表明<注目テーマ>


 ランキング首位と僅差で2位となったのは、上期決算発表前後に上方修正をした3月期決算企業の中から、更に“再上方修正”する可能性が高い銘柄をリストアップした「好業績の中小型株、上期に続き『再上方修正』候補〔第1弾〕 <成長株特集>」となりました。また、週半ばの木曜日に配信した「好業績の中小型株、上期に続き『再上方修正』候補〔第2弾〕 <成長株特集>」も上位にランクインしています。

 スクリーニング記事では、高利回りランキング2記事がトップ10入りと安定の人気に。また、先週配信した「上方修正“先回り”、23年3月期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>」が多くの方に読み返され2週連続上位入りとなりました。「10万円以下で買える」シリーズもよく読まれています。

  【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 12月14日版
  12月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>

  10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 24社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 27社【スタンダード】編 <割安株特集>


 テクニカルアナリスト・横山利香さんによる投資初心者・中級者向け「株探」活用講座の第30回「株式の海図『エリオット波動』、波の数で位置を知ろう」が公開されました。相場変動の波を捉え、先行きや転換点を判断する“エリオット波動”をテーマに、今回は投資判断の精度を向上させるテクニックを紹介。ファーストリテイリング <9983> [東証P]の実際のチャートを例に、強気相場を示唆する“上昇波”や株価が下降していく際に表れる“下降波”を見極めるコツを伝授します。この講座で適切な投資タイミングを見分ける力がつくはずです。

 株探プレミアム専用コラムは今週2記事を配信。1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第102回「注目の来期業績見通し、残念組の筆頭は精密機器、では逆は」。来期の業績見通しが悪化した業種を確認すると、“精密機器”や“鉄鋼、石油・石炭製品”などが並んでいます。これを大川氏は「世界的な景気後退懸念からの設備投資需要の減少による影響が出ている」と指摘。加えて、「外需、内需問わずすでに強い回復期は過ぎ去り、成長のピークアウトの段階に入った」と先行きの不透明さを強調します。このような懸念が高まる中で、今回は“来期見通しが堅調な業種”の中から、予想増益率が10%以上となる銘柄を割り出し、足もとの相場環境でもポテンシャルの高さが光る銘柄を選定。3ページ目にリストとして掲載しています。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

 2記事目は「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技 めそさんの場合」の最終回「『時間パワー』を侮るな! 借りた300万円以上にピンチを救った一家の教え」を配信。リーマン・ショックの大波に飲まれ、追証300万円まで追い込まれた“めそさん(ハンドルネーム)”を救ったのが、“時間を正しく使えば、大きな宝になる”という教えでした。最終回では、株式投資の先輩でもある母と祖母から伝わった金言を胸に、投資でリベンジを果たしためそさんの投資の原点から、現在の投資法を確立するまでの道のりを振り返ります。

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 株探の看板記事「明日の好悪材料」と「本日の【サプライズ決算】速報」は、引け後の材料をまとめてチェックできる便利な記事です。情報収集にぜひご活用下さい。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月9日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月12日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月13日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月14日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月15日発表分)

  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月12日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月13日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月14日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月15日)
  ★本日の【サプライズ決算】速報 (12月16日)

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