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【材料】システムズ・デザイン---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、システム開発事業及びアウトソーシング事業ともに順調に推移

システムズD <日足> 「株探」多機能チャートより

システムズ・デザイン<3766>は12日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.7%増の21.96億円、営業利益が0.80億円(前年同期は0.00億円の損失(6百万円))、経常利益が0.81億円(同0.06億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.45億円(同0.04億円の損失)となった。

システム開発事業の売上高は前年同期比20.6%増の11.83億円、営業利益は0.36億円(前年同期は0.19億円の損失)となった。同社は既存顧客からの大型の案件の受注獲得やローコード開発ツールを活用した開発業務が順調に推移したことにより、売上、利益共に伸長した。また、子会社の業績も順調に推移した。

アウトソーシング事業の売上高は前年同期比2.8%増の10.12億円、営業利益は同128.6%増の0.44億円(前年同期は19百万円の利益)となった。同社は継続した受注拡大により売上が増加した。また、子会社は新型コロナウイルスにかかる医療保険の請求等が増加したことにより、売上、利益共に順調に推移した。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比10.7%増の92.34億円、営業利益は同24.4%増の4.15億円、経常利益は同18.4%増の4.19億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.9%増の2.46億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

 提供:フィスコ

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