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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は昨年12月下旬以来の水準に上昇、NTロングによるスプレッド狙いの動き


 日経225先物は11時30分時点、前日比40円高の2万8210円(+0.14%)前後で推移。寄り付きは2万8050円とシカゴ日経平均先物(2万8135円)を下回り、売り先行で始まった。ただし、開始直後につけた2万8030円を安値に切り返しており、一気に2万8240円まで買われる場面が見られた。前場半ばには2万8100円と下落に転じたものの、前引けにかけて再び買い直されて、日中の高値水準で推移。

 日経225先物は朝方こそ売りが先行したが、節目の2万8000円が支持線として機能し切り返した。先週末に決算を発表したレーザーテック <6920> [東証P]の強い値動きが、本日に決算発表を控えてる東京エレクトロン <8035> [東証P]への支援材料となり、日経平均株価を下支えしている。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.50倍に上昇し、昨年12月下旬以来の水準まで切り上げてきた。出遅れている半導体株などの修正リバウンドが意識されるなか、引き続きNTロングによるスプレッド狙いの動きが入りやすいだろう。

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