【特集】「洋上風力発電」が20位にランク、企業の関心依然高く丸紅は英BPと合弁会社設立へ<注目テーマ>
丸紅 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 円安メリット
2 メタバース
3 サイバーセキュリティ
4 輸出
5 半導体
6 防衛
7 再生可能エネルギー
8 蓄電池
9 円高メリット
10 インド関連
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「洋上風力発電」が20位となっている。
丸紅<8002>は23日、英国統合エネルギーメジャーのBP<BP>と洋上風力の共同開発及び水素を含む脱炭素化を目的としたプロジェクトの共同開発でパートナーシップ契約を締結したことを明らかにした。取り組みの第一歩として、BPの再生可能エネルギー子会社と合弁会社を設立し、日本での案件開発を進めるという。
岸田政権が「2030年度に温室効果ガスを13年度比で46%削減する」ことを目標に掲げるなか、再生可能エネの切り札として期待される洋上風力発電への企業の関心は依然として高い。直近では関西電力<9503>が40年までに洋上風力発電を中心とした再生可能エネ開発に1兆円規模の投資を行うことを打ち出したほか、鹿島<1812>と日立造船<7004>は共同で浮体式洋上風力発電の低コスト化に向けた研究開発をスタートさせた。
なお、経済産業省と国土交通省は18日、洋上風力発電事業者を公募で選ぶ際の評価基準を見直すと発表。現在公募している「秋田県八峰町及び能代市沖」については、早期稼働を促す観点から実施スケジュール・審査基準を見直し、今夏以降に新たに指定する促進区域とあわせて公募を行うとしている。
出所:MINKABU PRESS