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【材料】HIOKIは大幅続落、22年12月期は増収増益を計画も前期比で伸び鈍化の見通し

HIOKI <日足> 「株探」多機能チャートより
 HIOKI<6866>は大幅続落。同社は25日取引終了後、22年12月期連結業績予想について、売上高315億円(前期比7.4%増)、営業利益61億8000万円(同7.5%増)、純利益48億円(同6.2%増)と開示した。増収増益の見通しであるものの、21年12月期の連結営業利益57億5000万円(前の期比2.3倍)、純利益45億2100万円(同2.2倍)との比較で伸びが鈍化する見込みであることが嫌気されているようだ。また、今期の年間配当予想が140円と、前期実績165円(株式上場30周年記念配当30円を含む)から減額の見通しであることも悪材料とみられているようだ。

 前期は脱炭素化に向けた世界各国の取り組みを受け、バッテリー、モーター、電子部品関連の計測器需要が堅調だった。脱炭素化の世界的な流れは加速が予測され、今期は特に自動車の電動化が加速すると同時に、パワーコンディショナーの開発なども進み、電源の高性能化が求められるようになると予測しているとした。

出所:MINKABU PRESS

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