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【材料】日経レバが下値模索し日経Dインバは上値追い、信用取引は逆張りスタンスが鮮明

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は続落で1万4000円台を割り込んだ。同銘柄は日経平均株価に連動するように組成されたETFで価格変動率は基本的に日経平均の2倍に設定されており、ここ最近は全体相場が荒れ模様となるなか、個人投資家を中心とした短期売買が活発だ。一方、日経平均と逆方向に連動(価格変動率はマイナス2倍に基本設定)するNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357>は上値指向を強めており、昨年12月1日の戻り高値を既に上回って推移している。信用残の動向は、日経レバは買い残が急増傾向にあり、日経Dインバは買い残が急減する一方で売り残が大幅に増加している状況にある。これは個人投資家が、目先リバウンドを見込んでいる向きが大多数を占めているということを物語るが、足もとの日経平均はそれとは逆方向に動いている。

出所:MINKABU PRESS

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