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【市況】東京株式(前引け)=急反落、一時2万8000円台割り込む

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 19日前引けの日経平均株価は前営業日比398円75銭安の2万8008円09銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億7599万株、売買代金概算は1兆1931億6000万円。値上がり銘柄数は760、対して値下がり銘柄数は1309、変わらずは121銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ幅広く売り優勢の展開となり、日経平均株価の下げ幅は一時500円を大きく上回り、2万8000円台を割り込んだ。前引け時点ではやや下げ渋り2万8000円台をかろうじてキープした。前日の米国株市場で主要株指数が揃って下落し終盤に下げ幅を広げる展開となったことで、東京市場でもリスク回避の売り圧力が強まった。日経平均寄与度の高い一部の値がさ株の軟調が目立ち、全体の下げを助長する形となった。値下がり銘柄数自体は全体の6割にとどまっており、TOPIXの下げ幅は相対的に小さい。

 個別では売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も大幅安。東京エレクトロン<8035>、ダイキン工業<6367>なども安い。楽天グループ<4755>も値を下げた。グレイステクノロジー<6541>が急落、アーレスティ<5852>も大幅安。半面、任天堂<7974>が堅調、HOYA<7741>も買い優勢の展開。日本郵船<9101>も堅調。エンビプロ・ホールディングス<5698>が急騰、中央発條<5992>も大幅高。日本新薬<4516>、ジェイリース<7187>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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