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【特集】ビーロット Research Memo(8):2020年12月期の1株当たり配当金は15.00円、配当性向69.4%

ビーロット <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

ビーロット<3452>は株主還元策として配当を実施している。配当の基本方針としては、業績に応じた利益還元を基本とし「将来の事業展開」と「財務体質の強化」を勘案して総合的に決定する。2020年12月期の1株当たり配当金は15.00円(前期は30.00円)、配当性向69.4%(同19.6%)となった。減益決算となったため過去からの連続増配は途切れたものの、一定水準の配当金を維持した。2021年12月期の配当予想は未定としているが、親会社株主に帰属する当期純利益で前期比152.9%増のV字回復を見込んでいることから、順調に推移すれば前期並みまたはそれ以上の配当金が期待できるだろう。なお同社は、流動性の向上を目的に、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っている。

また株主優待制度も導入しており、2020年12月31日現在で100株以上を所有する株主に対して、QUOカード(1,000円相当分)が贈られる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《YM》

 提供:フィスコ

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