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【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株高受け上値指向続く

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 11日前引けの日経平均株価は前営業日比143円28銭高の2万9179円84銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億8624万株、売買代金概算は1兆3262億8000万円。値上がり銘柄数は1488、対して値下がり銘柄数は627、変わらずは80銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが大幅高で過去最高値を更新したことを受け、広範囲にリスクを取る動きが優勢となった。半導体や電子部品などハイテク株は売られる銘柄も多かったが、海運株に買いが集中したほか、建設や銀行など内需株が堅調で全体相場を支えた。一部の指数寄与度が高い値がさ株が上昇したことも日経平均の上げに寄与した。値上がり銘柄数は全体の68%を占めている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、ファーストリテイリング<9983>が買われた。富士通<6702>が値を上げ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。日本郵船<9101>をはじめ海運株の上げが際立っている。セレス<3696>が急伸、ワタベウェディング<4696>も高い。半面、村田製作所<6981>が下落、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>も売りに押された。花王<4452>、JR東日本<9020>も軟調。アセンテック<3565>が急落、アイフル<8515>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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